ドア位置を上げたい気持ちは分かります

ドア位置を上げたい気持ちは分かります

昨日に引き続き岡崎市のお客様の輸入住宅でメンテナンスを行った話題を書かせて頂きます。

今回は、玄関ドアのドアヒンジ。

20年近くヒンジを一度も交換しないで、大工さんや建具屋さんにドア位置の調整だけをしてもらって乗り切ってきたおうちです。

毎日何度も開閉するヒンジですし、輸入のドアは非常に重いですから、その消耗も激しいものがあります。

10年以上お使い頂いていると、そのうちドアが下がってきて、敷居にドアの下端が当たってきてしまいます。そうなると、ドアの開閉に支障をきたしたり、ロックラッチの掛かりが悪くなって鍵が閉められなくなります。

普通であれば、消耗したドアヒンジを交換すれば終わりの話なんですが、大工さんや建具屋さんでは舶来のドアヒンジなんて手に入れることは出来ないと思います。

その為彼らは、ヒンジの位置を上に上げてドアを持ち上げるという施工をする訳ですが、その為にはドア枠に入れてある切り込みを大きくしてやらないとヒンジは上には上がりません。(今まで最低でも2回は、こうした調整作業を行ったようです)

私たちは適合する新しいヒンジに交換して、ドアの建て起こしも調整したのですが、ご覧の通り追加で切り込んだ部分が露出してしまいます。

すぐにドアヒンジを交換すれば、ドア枠にこんな傷を付ける必要はなかったのですが、私たちのような専門家を知らなければ、仕方がないことですね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。